10月に開く和歌浦で開く展示会&concertの案内状・チケット等の打ち合わせに思案の日々、和歌のキルトのアップリケが出来ました。
この和歌は、玉津島神社のご祭神のお一人、衣通姫尊(そとおりひめのみこと)の歌です。
衣通姫尊は、古くから和歌の神様として知られ、日本書紀にも衣通姫尊の和歌があり、かの小野小町が憧れた歌人とも言われています。
今回、和歌のキルトを創るのは、わたしと大嶋さんです。万葉集に“玉津島”が出てくる和歌が数種あり、熟練の生徒たちに打診しましたが、手がけているキルトで手いっぱいとの事、がっかりしています。
このお手本となる和歌を書いて下さったのは、大嶋さんのご親戚の書家です。
溯芳さんから届いた資料を読まれ、何度も書き直して下さいました。
“準備を丁寧に、仕上げは一気に”、今回その重さ(ご縁が繋がる)を量りながらの一針は、“いま、このとき(瞬時)を生きている”証に他なりません。
これから、丸帯のボーダーをつけます。
この帯も、ご縁で15代続く高市家より届いたものです。
感謝です。