日向夏を作っている姉から、最高級のマーマレードを食べて研究したいので、お勧めを送って欲しいと連絡がありました。
フランスフォションのマーマレードや成城石井のマーマレードが高級品ですが、最高級となるとと、朝から自転車で麻布・六本木の食品店を5軒回りました。
その中で、最も品揃えしていたのは麻布の大丸ピーコックでした。約50種の中から、英国王室御用達と銘打ったマーマレードをみつけました。材料はオレンジと砂糖のみ。
ネットで調べると、最高級マーマレードはイタリアのデリエラ農園産のオーガニックのオレンジを使ったもので、1000年前から変わらないレシピで作られ、オレンジと砂糖のみで、水もペクチンも入っていないそうです。
これはネットで手に入るので、姉が申し込む事に。
私が作るマーマレードは、“フランスパンに塗って食べるのに良い"を目的としています。
姉のレシピだと、ヨーグルト向きの柔らかいマーマレードになります。
マーマレードの良さは香りとほろ苦さ、そして皮が程よく固くなければいけないと思います。
英国王室御用達のマーマレードは、それブラスオレンジ抽出ペクチン果汁をマッチさせ、そして半端ではない甘さです。
オーガニックのお店で見つけた山ホウズキのジャム、三田のベランダで3年目の山ホウズキ(ホウズキトマト)が元気に育っていますが、山ホウズキは本来山に自生していたものだった事を、初めて知りました。
そのお店のオーナーと日向夏のマーマレードの話をしましたが、マーマレードは置いてありませんでした。
三田の台所は、動きやすい様に設計してあります。ここにジャム用の銅鍋があれば!と。
昔、きつつき工房の岩瀬さんが下さったジャム用の木じゃもじも重宝です。岩瀬さんには工房産無農薬柚子を使ったマーマレード、森のパン屋さんには山に自生している木イチゴのジャムを褒めて頂きました。
学びはどんな事も苦楽あり、楽しんでいると本来の仕事に繋がり、苦しみは本来の仕事が救いになります。